民主党

民主党とは?

「民主党」とは、「日本民主党」の略です。
1996年に民主党の前身となる「旧民主党」が結成されました。
当時「新党さきがけ」を離党した菅直人氏や鳩山由紀夫氏が社会民主党から離党をした岡崎トミ子氏らと共に立ち上げたものです。
旧民主党には当時与党となっていた社会民主党や新党さきがけから離党した議員によって大半を占めていました。
この時点では野党第二党でした。
1998年に当時の「民主党」と「民政党」と「新党友愛」と「民主改革連合」が合流して新しい「民主党」が結成されました。
所属国会議員は131人で発足となりました。
初代の民主党代表は「菅直人」氏が就任しました。
この時点で野党第一党になりました。
1999年には「鳩山由紀夫」氏が党代表に初当選しました。
2000年には「鳩山由紀夫」氏が再選して、2002年に任期満了となって行われた代表選において再選したため三選したことになります。
しかし2ヶ月後には自由党との合併問題の責任を問われて辞任しました。
党代表に選ばれたのは「菅直人」氏でした。
2003年9月には「自由党」を吸収合併しました。
当時の自由党の党首は「小沢一郎」氏です。
合併効果もあり、総選挙において議席を大きく増やして善戦しました。

2004年には「菅直人」氏が年金未納問題で辞任したため「岡田克也」氏が党代表となりました。
党結成以来着実に議席数を増やしてきた民主党でしたが、2005年の総選挙において解散前の議席を大きく下回って惨敗したため岡田氏が責任をとって辞任しました。
代わりに「前原誠司」氏が党代表となりました。
しかしわずか数ヶ月で「堀江メール問題」関連で責任をとり辞任しました。
そして「小沢一郎」氏が党代表になりました。
その後三選を果たしますが、2009年に西松献金事件関連で党の支持率が下がった責任をとって辞任しました。
代わりに「鳩山由紀夫」氏が党代表となりました。
2009年の衆議院議員総選挙において308議席を獲得して、民主党が初の第一党となりました。
そして鳩山内閣が発足したのです。
2010年には菅内閣が発足して、続いて2011年に野田内閣が発足しました。
このように頻繁に党首交代が行われながらも、野党第二党から与党にまで駆け上がってきた政党です。

 


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