民主党

マニフェスト達成状況

実際に民主党のマニフェストがどれくらい達成されているのか見ていきます。
ここでは2011年8月現在における実施状況を確認していきます。

 

民主党が発表したところによると2009年と2010年に掲げたマニフェスト達成について、56%の達成率と自己評価しました。
これは民主党の「マニフェスト検証委員会」が評価して中間検証として発表したものです。
180項目あるマニフェストの政策の中で約56%について実施あるいは一部実施と評価したものです。
未達成のものは約44%となっていて、普天間基地移設問題や八ツ場ダム建設中止などが挙げられています。
中間検証における総論では、高校授業料の無償化、事業仕分けといった国民と約束していた政策の多くを実現できたことを強調しました。
未達成の政策としては、ガソリンの暫定税率廃止やH郵政改革法案の成立あるいは在日米軍基地の見直しや議員定数削減などを挙げました。
未達成となっている理由として、その政策の必要性、実現の可能性などについてマニフェストを作った時点で検討不十分であったことを指摘しました。
2008年のリーマンショックで経済状況が変化したことや、ねじれ国会によるもの、東日本大震災による理由などを挙げました。
財源の確保については、2010年度と2011年度の2年で19.7兆円確保を目指していて、16.8兆円に達することができたそうです。
しかし社会保障費の埋め合わせなどに一部充てられたためマニフェストへ充てることができたのは6.4兆円でした。

 


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