民主党

高速道路料金改定

ETC利用者は土日限定で利用料金1,000円となったり、一部区間が料金無料となったり、高速道路に関して民主党は様々な新料金を適用してきました。
しかし東日本大震災やリーマンショックなど民主党が当初予定していなかった自体によって、高速道路無料化を断念することになりました。
そこで高速道路料金について2011年4月から新しく設定されることになり、またまた高速道路料金が変わることになったのです。

 

今回の最大の売りは、普通自動車のみですが、平日の利用料金が上限2,000円となることです。
利用距離が短い場合はあまり関係ないのですが、長距離利用の場合はかなり得になります。
この措置は3年程度の措置を予定しています。
高速道路の新料金は、平日の場合、普通車はETCがあってもなくても上限2,000円、軽自動車は上限1,000円、エコカーの場合ETCを設置してあれば上限1,000円、ETCなしの場合上限2,000円となっています。
休日の場合、ETCがついていない車はどれも割引適用外となります。
ETCが設置されている車は、普通車も軽自動車もエコカーも一律1,000円となっています。
ただし東京や大阪などの大都市近郊が適用外なのは従来と同じです。

 

中型車や大型車などのトラックは、平日上限2,000円の適用にはなりません。
従来通り走行距離によって料金を支払うことになります。

 

このように高速道路の割引を継続させていくには、その財源が懸念されるところです。
とりあえず3年間の措置といっても、平日上限2,000円をすると年間で8,000億円を消費することになるため3年もかからずに2兆円使いはたしてしまいます。
その後の財源をどうするのか、それについては民主党から意見が聞かれていません。

 


inserted by FC2 system